2022年6月1日釧路新聞「ANAホテル釧路 電力すべて再生エネに」
2022年6月1日毎日新聞朝刊「北海道泊原発の札幌地裁運転差止めは安全立証がない現状で当然の判断だ」
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2022年3月25日東京新聞朝刊ロシアのウクライナへの核の脅しで日本も核武装というのは恐怖の感染で危険
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2022年3月17日東京新聞朝刊「原発事故時の住民避難方法は確保されていない。水戸地裁の判断は重い。」
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2022年3月13日読売新聞「気象庁は気象警報が外れた場合にはきちんとした説明をせよ」
北緯42度98分、東経144度22分のホテル18階のバーから、西の方、日高山脈が海に出会うあたりに、今まさに沈もうとする太陽をながめている。この場所は、緯度から言うと、アメリカのオレゴン州の南端、ニューヨーク州、フランスのコルシカ島、ローマの北にあたる。経度からすれば、北極海、ロシアのノボシビルスク諸島、南のミクロネシアの東である。
11月末の午後3時半、西の空は赤く燃え、火炎の中心に灼熱の太陽があって、私がワイングラスをかたむけている間にもアポロンの神力は、橙赤の光を海に投じて、暮れなずむ紫紺の海を扇状に染め分ける。
やがて太陽は海中に沈するが、その後しばらくの間、空と海の間に、紅の細い帯が広がり、その紅いは溶融して淡黄色の空に置き変っていく。
2杯目のグラスを飲み終る頃には、対岸の襟裳の灯りと漁船の漁火がまたたく。透明な大気と晴天の多い釧路の晩秋の楽しみ方のひとつである。